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当社では、廃プラスチックの燃料化リサイクルに取り組んでいます。
私たちで燃料として加工したプラスチックは、グループ会社である発電所にて化石燃料の代替品として使用。本来ゴミとして廃棄されるプラスチックをエネルギーとして再活用し、資源循環型社会の実現に貢献しています。
一般的な発電所では化石燃料に石炭を用いますが、当社が加工した廃プラスチック由来の燃料を使用すれば、CO2排出量の削減が可能です。新たな化石燃料を用意する必要がなく、プラスチックゴミから電気の生成を実現します。
ただし、すべてのプラスチックが燃料化できるわけではありません。「燃料にできるプラスチック」と「してはいけない」プラスチックがあるためです。そこで私たちは、廃プラスチックの回収先企業に最低限の分別をお願いしています。
燃料化しやすい主なプラスチックは以下の通りです。
・ポリエチレン(レジ袋・各種容器・パイプ・フィルム・ストロー等)
・ポリプロピレン(食品容器等)
・ポリスチレン(発泡スチロール・食品トレー・CDケース等)
この取り組みには多くの関心が寄せられており、道内の協賛大学などから見学に来られることも少なくありません。
ゴミのプラスチックから廃プラスチック燃料化リサイクルになるまでの流れをご説明いたします。
製造業などの契約企業さまの店舗や工場から、資源化に適した廃プラスチックを回収し処理施設(プラント)へ運びます。対象である廃プラスチックには以下の主な種類があります。
産業廃棄物産業の中で当社が初めて導入したX線分別機に、回収した廃プラスチックを通します。そうすることで、燃料化できない危険物や異物をより分けます。
容器包装リサイクル法では、家庭から出たゴミを業者が再資源化するよう定められております。しかし、実際に出される家庭ゴミの種類は様々なものがあるため、業者によっては対応できないものもあります。
そうした他業者では再資源化できないゴミを私たちが引き受け、燃料化を行っています。
選別した廃プラスチックを再度確認し、検査を実施します。何も問題がなかったら、効率的に処理するため、50~150mm以下のサイズに破砕(はさい:細かく砕くこと)します。
破砕した廃プラスチックを専用の機械で圧縮・梱包します。さらにラッピング処理を施し、廃プラスチック燃料として取り扱いやすい形状に整えます。
圧縮・梱包した廃プラスチック燃料は、専用のストックヤード(燃料保管ヤード)へ運び入れ、一時的に保管します。その後、当社グループ会社の火力発電所「株式会社サニックスエナジー」へ運搬。化石燃料の代替品として使用されます。
また、一部は大手製紙メーカーに販売しており、ペーパー類を作る工程で必要となる燃料に用いられています。
▼上記、廃プラスチック燃料化リサイクルまでの流れの内容をイラストにまとめたものが以下です。
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